はじめに
私たちは「休日」と聞くと、つい休息だけをイメージしがちです。
何もしない、寝て過ごす、それも大切ですが、この本『世界の一流は「休日」に何をしているのか』を読んで、一流たちは休日をもっと「戦略的」に、そして「自分を育てる時間」として活用していることを知りました。
この本は、休日の使い方一つで自己効力感が高まり、仕事も人生もより豊かにできるという、極めて実践的なヒントにあふれた一冊です。
世界の一流は「休日」に何をしているのか
本の要約と学び
一流は休日で自己効力感を高めている
自己効力感とは、「自分ならきっとうまくいく」「自分ならできる」と信じる力。
一流のビジネスパーソンたちは、この感覚を休日の過ごし方で育てていました。
彼らは決して休日を「休むだけ」の時間にせず、楽しむ、学ぶ、挑戦することに積極的です。

休日を戦略的に使い分けている
彼らは、金曜の午後から「休日の準備」を始めています。
週末の予定をしっかり立て、次に何を楽しむかを具体的に考える。
土曜日は新しいことに挑戦したり、サードプレイス(自宅でも職場でもない、自分が安心して過ごせる場所)に行ったり、未知のコミュニティに参加するなど、チャレンジする日。
日曜日は身体と心をリセットするリフレッシュデー。
デジタルデトックスをしたり、美術館で感性を磨いたり、何も考えない時間を意識的に作っています。
ニットの個人的おすすめは、サウナです。自律神経の乱れの修復とデジタルデトックスの効果で
(自分時間)の実感が高まり幸福度が上がっている気がしてます!!

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一流は学びをアウトプット前提で行っている
彼らは本を読むときも「どう活かすか」「どう行動に落とし込むか」を最初から考えています。
特にイーロン・マスクはSF、歴史、哲学を膨大に読み、日々の発想に活かしている。
マーク・ザッカーバーグも読書会を主催し、文化や宗教を学ぶことで他者理解を深めています。
読書を「知識の収集」で終わらせず、「どう行動を変えるか」までつなげているのが大きな違いです。
読書を「行動に落とし込む」ために、私は本を読みながらスマホのメモに感じたことを書き出すようにしています。
この本を読んだときも、どんな過ごし方が自分に合ってるか、どんな休日を作りたいかをその場で言語化してみました。
↓ 実際のメモがこちら

小さな成功体験を休日に積み重ねている
一流の人たちは、休日に「達成しやすい目標」を設定しています。
例えば、本を10ページだけ読む、30分散歩する、朝スマホを見ない時間を作る。
そんな小さなことでも「やり遂げた」という感覚が、自己効力感につながる。
この積み重ねが、次のチャレンジを自然に楽しめる心を育てていると感じました。

筋トレも、朝起きてこのブログ更新も、どんなに時間が無くてもやっています。仕事や家事育児に、追われているからこそ、やる。自分の時間を自分が主体となって使っている実感が重要だとニットは思います。
やらない0秒より、やる5分。
これはまさに、一流の人たちが実践しているスタンスだと感じます。
完璧を目指すよりも、まず手を動かす、体を動かす。
その小さな一歩が、次の行動へと自然につながるんですよね。
偶然の出会いを休日に仕掛けている
スタンフォード大学のキャリア理論でも、個人のキャリアの8割は偶然の出会いで決まると言われています。
たとえば、スティーブ・ジョブズは大学を辞めたあと、偶然受けた書道の授業がMacのフォント設計に影響を与えました。
また、スターバックスの創業者は、旅行先のミラノで出会ったカフェ文化に感動し、それが「第三の居場所」というブランドのコンセプトにつながっています。
休日は、ただ休むためだけの時間ではなく、偶然の出会いを起こしに行く時間でもある。そう考えると、外に出てみるという小さな行動が、思っている以上に大きな価値を持つのかもしれません。
私自身、まだ大きな一歩は踏み出せていないものの、気になっていた美術館に行ってみるつもりです。東京駅直結のJPタワー「インターメディアテク」は無料で入れるし、東京オペラシティや国立新美術館も企画展や併設カフェの雰囲気が初心者でも入りやすく感じます。
休日は「偶然を起こしに行く時間」です。まずは「行ってみる」ことで、どんな空気や出会いが待っているのか、自分の感覚で確かめていきたいと思っています。
インターメディアテク
東京オペラシティ
国立新美術館
休日は「他人の評価の外」で生きる時間
一流の人たちは、休日を「自分のためだけの時間」として大切にしています。
誰にも評価されない、誰かと比べなくていい。
自分が好きなことを、誰に認められなくても楽しむ。
休日は、自分の人生のハンドルをしっかり握り直す時間だというメッセージが、この本を通して強く伝わってきました。

家族と出かけたディズニーや、ちょっとしたドライブ旅行。
誰かのために動いているようでいて、「一緒に笑える時間」を自分が心から楽しんでいるとき、自分の心もちゃんと満たされていることに気づきます。
自分が選んだ「楽しい」がそこにあるなら、それはきっと「自分の人生のハンドルを握っている時間」。
そう思うと、いつもの休日も、ちょっと特別なものに感じられる気がします。
この本を読んで私が実践したいこと
読んでいて、私自身がすぐにでも取り入れたいと思ったことは次の3つです。
一つ目は、休日に「小さな目標」を立てること。
まずは、朝に「今日は30分散歩する」「今日は10ページ読書する」と決めて、その達成感をしっかり感じることを意識したい。
二つ目は、金曜の午後に週末の予定を立てること。
何となく週末を迎えるのではなく、金曜に「何を楽しむか」「どこに行くか」を決めることで、休日をもっと充実したものにしたいと思った。
三つ目は、サードプレイスを作ること。
会社と家だけの生活ではなく、自分がリラックスできて、自然と新しい出会いがある場所を作る。
まずは美術館や趣味のイベントに一歩踏み出してみたい。
読み終えて感じたこと
私は今まで、休日を「回復のための時間」としてしか見ていませんでした。
でもこの本を読んで、休日こそが「自己効力感を育てる場所」であり、「未来の自分をつくる時間」だということに気づきました。
正直、休日に何をしても良いはずなのに、私はどこかで「休むことに罪悪感」を感じていた気がします。
でも、休むことも楽しむことも、学ぶことも、全部が仕事にも人生にもつながる。
そのことをこの本は、世界の一流たちの実例を通して、深く教えてくれました。
これから私は、休日をもっと「自分のために楽しむ」時間にしたい。
自分の意思で、自分の人生の舵を握る感覚を、休日から取り戻したいと思います。
もしこの本を手に取ることがあれば、きっとあなたの休日の価値観も、少しだけ変わるはずです。 あなたの休日が、もっと楽しく、もっと自由な時間になりますように。
世界の一流は「休日」に何をしているのか 年収が上がる週末の過ごし方
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